雑草雑学が面白い-3

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  • 雑草とは何か

再び考えてみると、なかなか難しい。植物とは何かとか、命とは何かとか、

雑草とは環境を克服して命をつなぐことに優れた植物。だから全ての植物は雑草とも言える。命とはそういうものだ。

対する栽培植物は、環境は人が提供する。人の手が離れると生き残れない。栽培植物の戦いは、より大きく、より形よく、より甘く、より特徴的であることも要素に入って来る。人の価値観に沿う資質の競争。

自然界で生き残る資質とは別物だ。栽培化植物には自然界での生き残り競争にも強い資質のものも生まれてくる。交配、突然変異、遺伝子組み換え。



環境は変わる。植物が環境を変える。人もまた環境を変える。相互作用が作り出す環境。 プレイヤーは次々と変わる。人の現世と同じだな。人もまた雑草。環境に適応できなければ弾き出される。植物は資質を変えるのに長時間何世代も必要だろうが人は一代で変えることも出来る。変わろうと思えばの話だが。

雑草を雑草のまま楽しむのも共感が持てて良いかも知れない。



誰が未開の土壌に先着し、誰が先陣を駆逐して、誰が空間を支配するか。栽培植物(園芸品種)を雑草の中に放置するとどうなるか。興味が尽きない。小さな庭でも宇宙のような時間が流れる。