カタバミの除去・カタバミの駆除



カタバミの除去カタバミの駆除

<様子>




小さな可愛い形の葉。雑草という感じはしない。しかし、どんなところにでも生えてくる。日陰もものともしない。乾燥も平気。寒さも暑さも耐えてしまう。いざとなれば黄色い花を咲かせて種をばら撒き死んだ振り?。冬越えも夏越えも容易にやってくれる。

いざ駆除しようとするとなかなかうまくいかない。浸透型除草剤も効果が感じられない。小さすぎて上手く塗ることが出来ないのかもしれない。薬剤シャワーは回りの草花へのダメージが大きい。地下茎には効果が無い。直ぐに花が咲き、種が近くに散らばるのかな。

<駆除の基本形>

見つけたら、根こそぎ抜く、を根気良く続ける。文字通り根こそぎえす。カタバミの根は結構深くまで潜っていますから、根の太いところを力を込めてしっかり持ってゆっくりと引き上げます。大きくなったカタバミは抜いて駆除が基本です。

小さなカタバミは目立たない場合は取りあえず無視しても良い。気になるなら根こそぎを続ける。

黄色い花を咲かせるところまで持っていかないように早い段階で駆除する。とは言っても必ず何処かから種がやって来る。土に混じってでもやって来る。

従って、次の対策は着床しにくい環境を作ること。グランドカバーの充実が対策として最大です。

★グランドカバーによる対策★

逆説的だが、グランドカバーに設定した植物の勢いをつけるのも対策の一つ。隙間が空けばこいつはやって来て居座る。グランドカバーを充実させることが対策の一環。

グランドカバーのメリットはカタバミの存在を目立たせるので除去作業(引き抜き)自体がやりやすくなります。

<土の使いまわしは要注意>

後、土の回し使いは注意すること。直射日光に当てる、石灰と混ぜる、発芽抑制剤と混ぜる、熱処理する(黒いビニルに入れて太陽に晒すのかな?)などなどして、雑草の種、病気、害虫類を除去すること。



★ヤマトシジミチョウとカタバミ★


ヤマトシジミ

驚いた。ヤマトシジミはカタバミに卵を産み、幼虫はカタバミを食べて大きくなる。カタバミをカットすると幼虫を死なせることになる。これは拙い。ヤマトシジミは大切なチビ昆虫。

カタバミをカットする前にやること:

(1)生息域の確保

カタバミの生息域を作る。プランターやポット(植木鉢)でも良いでしょう。兎に角、その場所ではカタバミをしっかり育てる。丈夫な植物だから、いきなりカタバミがアウトになるとは思わないが、ヤマトシジミが安心して卵を産める場所、生息域は3箇所程度は確保しておきたい。

種子が飛び散っても困るので、気休めに、花が咲いたら適当なものでカバーする。もしくは花だけをカットしてしまう。対策したところで、回り(ご近所)にカタバミが頑張っているので種子は飛び込んできます。

カタバミ用ポットを作っておけばチョウが優先的に訪問してくれるので可愛い姿を楽しみやすい(筈です)。

(2)移植

雑草として生えているカタバミの元気そうなものを生息域に移植する。既に卵か幼虫が居る可能性も有るから丁寧に扱う。スペースに余裕がある限り、出来るだけ多くのカタバミを移す。

カタバミの花が咲いて種が飛び散るが、プランター/ポットの外に出にくいようになるべく中間から底の方で育てる。

(3)回収

この後、その他のカタバミはカットまたは引き抜くが、それらは直ぐに、生息域としたプランターかポットに放り込む。卵とか幼虫とかが救われる可能性を残す。

ご注意

当サイトの記事は若干の経験とネット上の情報等を踏まえてある程度の独断と偏見に基づいて構成されています。記載の手順ノウハウなどについて参考とする是非の判断はご自身の責任によってお願い致します。

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